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検査場の怪事件

date_range2020/11/24
成形

 みなさん、こんにちは!
成形品の検査と出荷を担当しています入社二年目の小竹です。

 
 今回はお話するのは当社で起きた怪事件です。
怪事件と聞いて皆さんは見に覚えのない御札が工場から突如見つかるとか、知らない白装束の人が社内をうろついていたりとか想像を巡らせるでしょうか?


とんでもない、怪事件というのはとても現実的で早急に解決を急がれる問題だったのです。

その問題というのはショートやヒケの外観の不良品が今までの倍以上に増えてしまったという事です。

私は「今までそんな事無かったのにどうして??」と不良の山を見て信じられない気持ちでいっぱいになりました。

 
 でも、原因はあっさりと判明しました。

その原因というのはお客様の仕様変更で成形材質がABS樹脂からPBT樹脂への変更によるものでした。

私は材質を変えただけで不良率が高くなったのかと疑問に思い。

ですが、問題のあった成形品は、肉厚が薄いところがあり、材質が変わったことで樹脂の流れ方が大きく変わり、その影響でショートやヒケが多数発生してしまったのです。

 
 金型は同じでも、材質が変わるだけで成形品の状態がこんなにも変化することを経験し、成形品と金型は相棒のような関係である事を知りました。

なので、問題が発生したときは金型からしっかりと対応することが成形品質を改善する上で大切だと思いました。


 私は成形とプラスチックの学ぶ事の多さに気が引き締まりました。

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