放電加工担当の小松崎です。 ゲート加工で出口径0.2mmの加工がありました。 本来なら下穴を開けて拡げるだけでいいのですが、0.2mm以下だと下穴を開けら れないので、電極で形状を作って全て放電で加工しなければいけないのです。 そのため、1分位加工しては止め、電極とワークを洗浄しながら2日間、最終的に 電極10本作り直してやっと開きました。 しかし、試作の結果0.2mmでは大きすぎる、0.15mmにして欲しいとの注文が・・・。 φ0.15mmの穴となると、揺動を考えると電極の先端0.1mm以下になるので、すぐ 曲がってしまい大変です。 なので、0.15mmの穴が無事開いた時は、ちょっと嬉しかったです。 試作の結果も前回よりゲート残りが少なくなり良好でした。 そして成形品として最終的な結果が出ました。 インサート部品と成形した樹脂部の寸法がでていないとのことでゲートとは 関係ないところでまだNGでした。 え〜〜〜。
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